ふたくちおとこ

クチート大好きな私が、主にポケモンやボドゲに関して書くブログ

ポケモンのタイプ相性を考える

みなさんこんにちは。 ポケモンサンムーンの最新情報が徐々に公開されており、発売日が待ち遠しいですね。 ポケモンSVが発売され、本記事の需要も増えてきているようなので、内容を更新しました。 パルデアの新ポケモンは特に興味深く、しかも新しい複合タイプだとより楽しみになります。 しかし、新しい複合タイプが発表されたときに随所で以下のようなやり取りを見かけます。

「この組み合わせだと弱点多いなぁ」
「やっぱり弱点のないゴースト・あくがいいな」
「いや、6世代からフェアリータイプが追加されて、ゴースト・あくに弱点が付いてしまった」
「あれ?じゃあ弱点のない組み合わせってあるのか…?」
・・・

ポケモンのタイプ相性はゲームの中でも複雑な部類ですし、世代によって仕様が変わるため悩ましいですよね。 ということで、今回は複合タイプのタイプ相性表を改めて整理したいと思います。

特性を含めた内容を下記で紹介しています!(2023年01月06日更新) sacchin13.hatenablog.com

複合タイプの相性表

全てのデータはこちらです。(手作業した部分もあるので、間違いがあればご指摘下さい。) docs.google.com

タイプが18種類あるため、複合タイプは153種類となります。非常に多いですね。 現在、弱点がない複合タイプはなさそうです。 せっかく一覧を作成したので、この中からいくつか紹介したいと思います。

総合的なタイプ相性ランキング

まずは、すべてのタイプをランキングで紹介します。

ランキング タイプ score 代表例
1 はがね・フェアリー 13.25 クチートクレッフィ
2 ひこう・はがね 13.5 エアームド
3 ドラゴン・はがね 14.25 ディアルガ

仮に弱点がないポケモンがいた場合、各タイプから攻撃されたときの倍率を足すと、1倍 + 1倍 + … + 1倍 = 18となります。 これを基準に考えたいと思います。

1位は「はがね・フェアリー」で、クチートちゃんが圧倒的な耐性を見せつけましたね。 13.25ということで、弱点がないポケモンよりも遥かに耐性があるようです。 2位は「はがね・ひこう」、3位は「はがね・ドラゴン」となり、はがねタイプの打たれ強さが如実に現れました。

2倍弱点がない複合タイプは

次に、2倍弱点のない複合タイプを見てみましょう。

タイプ 代表例
むし・はがね ハッサム
みず・じめん ラグラージ

優秀な複合タイプで有名な「むし・はがね」「みず・じめん」の2種類のみです。 2倍弱点がないと言っても、4倍弱点があるので油断はできませんが、やはり優秀だと思います。

半減の多いランキング

逆に、半減の多さを見てみましょう。半減の数だけを数えました。

ランキング タイプ 半減の数 代表例
1 はがね・ノーマル 10 未発見
はがね・あく 10 キリキザン
2 でんき・はがね 9 ジバコイル
はがね・ゴースト 9 ギルガルド
3 くさ・はがね 8 ナットレイ
でんき・どく 8 ストリンダー
はがね・フェアリー 8 クチート
はがね・ドラゴン 8 ディアルガ
はがね・みず 8 エンペルト
みず・どく 8 ドククラゲ
エスパー・はがね 8 メタグロス

なんと1位に未発見である「はがね・ノーマル」がランクインしました。 「はがね・ノーマル」の半減の数は「はがね」単タイプと同じなので、はがねタイプはやはり堅いです。 同じく「はがね・あく」も半減は多い模様です。 3位には、「でんき・どく」という未発見の複合タイプが入っています。 サンムーンで「でんき・どく」ポケモン出て欲しいですね。

3位には、ガラルで初めて登場した「でんき・どく」という複合タイプが入っています。

無効が多い複合タイプは

次は、無効にできる数を見てみましょう。

タイプ 代表例
ノーマル・ゴースト ヒスイゾロアーク
ゴースト・フェアリー ミミッキュ
じめん・ゴースト ゴルーグ
ひこう・ゴースト フワライド
ゴースト・はがね ギルガルド

以上の複合タイプは3つのタイプを無効にできます。 サンムーンで新登場した「ミミッキュ」や、Pokémon LEGENDS アルセウスで登場したヒスイゾロアークが入っていますね。 特性も相まって、レーティングバトルで活躍することが期待されます。

弱点の数が最も多い複合タイプは

最後に、弱点の多さを調べました。

タイプ 弱点 代表例
エスパー・いわ 2倍が7つ ネンドール
いわ・かくとう 2倍が7つ テラキオン
くさ・エスパー 2倍が6つ、4倍が1つ ナッシー
くさ・あく 2倍が6つ、4倍が1つ ノクタスダーテング
いわ・あく 2倍が6つ、4倍が1つ バンギラス
こおり・くさ 2倍が6つ、4倍が1つ ユキノオー

2つのタイプがうまく補完できていないパターンが多そうです。 弱点が多いと戦闘では苦労すると思いますが、バンギラスのように弱点が多くてもレーティングバトルで頻繁に見かけるポケモンは存在します。 弱点だけでは強さを計れないところが、ポケモンの興味深いところです。

まとめ

今回は、複合タイプの相性表を改めて整理しました。 タイプ相性の観点では、やはりはがねタイプが目立ちました。 ゴーストとあくを半減にできた5世代以前を考えるとゾッとしますね。 また特性を含めると、シビルドンのように「実質弱点なし」というポケモンがいます。 タイプを無効にする特性は多くあるので、次回はそれを含めた相性表を作成してみたいと思います。

p.s. クチートちゃんマジ最強(タイプ的には)