ふたくちおとこ

クチート大好きな私が、主にポケモンやボドゲに関して書くブログ

クチートの性格の選び方について

みなさんこんにちは。さっちんです。

今回はクチート努力値配分について書いていきたいと思います。

昔とある記事で、「いじっぱり」のS振りと「ようき」のA振りでは、ステータスの実数値に差が出ると見たことがありました。 それまでは「いじっぱり」のクチートばかり育成していたのですが、場合によっては「ようき」もありなんじゃ?と考えるようになり、もやもやするようになりました。

そこで今回は、網羅的にステータスを計算することで、性格を選択する指針にしたいなと考えています。

前提

細かい話になりますが、前提を書いていきます。

  • シングル向け
  • 個体値は6V
  • H252, C0は固定*1
  • 性格は、いじっぱり、ようき、わんぱく、しんちょうの4つ
  • ステータス実数値はメガクチートもの
  • 努力値の一覧は前回の記事で生成したものを利用

sacchin13.hatenablog.com

ステータスの計算結果はGoogleSpreadsheetsにまとめました。 https://docs.google.com/spreadsheets/d/1TX2p3nLwo3bei823fiM3xuiDtgRsu8yAMHPFiIUojVI/edit?usp=sharing

ここからデータを抜粋しつつ、S調整・耐久調整の2つの観点で見ていきます。

Sを調整する場合の性格の選び方

「いじっぱり」と「ようき」をどう選択すればいいか、「S考察」シートから1行を抜き出して見ていきます。

仮想敵実数値 クチートS実数値 S努力値 A努力値 A実数値 実数値合計 S努力値 A努力値 A実数値 実数値合計
77 78 60 196 165 243 4 252 157 235

表の詳しい見方は下記に記載します。*2

すばやさの実数値を78にしたい場合、6列目と10列目の差が「いじっぱり」と「ようき」のステータスの差(243-235=8)になります。 つまり、すばやさの実数値を78にしたい場合は「いじっぱり」を選択したほうが、全体のステータスが高くなるということになります。

それでは「S考察」シートに戻り全体を見ていきます。 結論としては、すばやさ実数値103以上を求める場合は「ようき」が必須となり、それ以外は「いじっぱり」を選択した方が良いということになりました。 80族無振り~84振りに先手を取りたい場合にのみ、「ようき」を選択するようにしましょう。

物理耐久を調整する場合の性格の選び方

「いじっぱり」と「わんぱく」をどう選択すればいいか、「B考察」シートから1行を抜き出して見ていきます。

クチートB実数値 B努力値 A努力値 A実数値 実数値合計 B努力値 A努力値 A実数値 実数値合計
160 116 140 157 317 4 252 157 317

表の見方はすばやさと同じく下記に記載します。*3

ぼうぎょの実数値を160にしたい場合、5列目と9列目の差が「いじっぱり」と「わんぱく」のステータスの差(317-317=0)になります。 この場合は「いじっぱり」と「わんぱく」のどちらを選んでも一緒のステータスになるということになります。

それでは「B考察」シートに戻り全体を見ていきます。 結論としては、B実数値178以上を得るためには「わんぱく」が必須となります。 B実数値165-177では、「わんぱく」のほうが僅かにステータスの合計が高くなります。 B実数値159以下は「いじっぱり」が推奨です。

特殊耐久を調整する場合の性格の選び方

「いじっぱり」と「しんちょう」をどう選択すればいいか、「D考察」シートから1行を抜き出して見ていきます。

クチートD実数値 D努力値 A努力値 A実数値 実数値合計 D努力値 A努力値 A実数値 実数値合計
147 252 4 138 285 148 108 139 286

表の見方は、物理耐久とまったく同じです。

とくしゅぼうぎょの実数値を147にしたい場合、5列目と9列目の差が「いじっぱり」と「しんちょう」のステータスの差(138-139=-1)になります。 この場合は「しんちょう」を選択したほうが、全体のステータスが高くなるということになります。 (※たった1だけですが…)

それでは「D考察」シートに戻り全体を見ていきます。 結論としては、D実数値148以上を得るためには「しんちょう」が必須となります。 D実数値145-148では、「しんちょう」のほうが1だけステータスの合計が高くなります。 D実数値141以下は「いじっぱり」が推奨です。

まとめ

今回は性格の違いでどれだけステータスに差が出るかを検証しました。 検証の結果、「ようき」や「わんぱく」「しんちょう」を選択する基準が明確になりました。 カプ・テテフやカプ・コケコと対面した時の選択肢を増やすため、 最近は耐久に振ることが多いと思いますので、ご参考になれば幸いです。

p.s. かわいさを求めて性格を選ぶときは、「きまぐれ」がいいと思います!

*1:第6世代の構築記事では、ほとんどがHA全振りという状況でした。そのため、H252を基本にS振りや耐久調整などを考えていきます。

*2:仮想敵のすばやさ実数値77(1列目)に対して、クチートが先手を取るためのすばやさ実数値78(2列目)があり、性格が「いじっぱり」の場合に必要な努力値60(3列目)を記載しています。 余った努力値196(4列目)をこうげきに振った場合のこうげき実数値165(5列目)があり、すばやさ実数値とこうげき実数値の合計243(6列目)を記載しています。 続いて、性格が「ようき」の場合の必要な努力値4(7列目)、こうげきに振る努力値252(8列目)、こうげき実数値157(9列目)、すばやさ実数値とこうげき実数値の合計235(10列目)を記載しています。

*3:ぼうぎょ実数値160(1列目)、性格が「いじっぱり」の場合に必要な努力値116(2列目)、こうげきに振る努力値140(3列目)、こうげき実数値157(4列目)、ぼうぎょ実数値とこうげき実数値の合計317(5列目)、性格が「わんぱく」の場合の必要な努力値4(6列目)、こうげきに振る努力値252(7列目)、こうげき実数値157(8列目)、ぼうぎょ実数値とこうげき実数値の合計317(9列目)を記載しています。