ふたくちおとこ

クチート大好きな私が、主にポケモンやボドゲに関して書くブログ

ポケモンデータ分析学会できるのでは? その4

みなさんこんにちは。さっちんです。

2020年4月~2021年10月までのポケモン機械学習ネタをまとめた記事なります。 前回からは1年ちょっと経ってからの調査記録です。 下記の記事をその1,その2,その3とした、ポケモン機械学習ネタをまとめようという企画です。

sacchin13.hatenablog.com

sacchin13.hatenablog.com

sacchin13.hatenablog.com

ということで、今回も気になった記事を時間順に並べてみました。

20200720

tech.ledge.co.jp

まずは、GANを使ったポケモン画像生成に関する記事です。GANに関して突き詰めた記事というよりは、機械学習モデルを搭載したアプリケーションをどうやったら素早く構築できるか?というところに主眼を置いた記事でした。 Streamlitというフレームワークを活用して、インタラクティブに操作できるWebアプリを作成していました。

20201202

shingaryu.hatenablog.com

対戦シミュレーションツールを使って、勝敗予測に取り組んだ記事でした。 私はPercymonをここで初めて知ったのですが、このように色々なツール・ライブライが出てきているんだなと感じました。 この方のブログに関連記事が多くあり、ゲーム理論よりの内容が多いので、そちらをぜひご覧ください。

20210815

note.com

かなり具体的なユースケースに取り組まれた記事になります。確かに選出の時点でどちらの型か判別したいですよね。 パーティーをBag of Wordsでベクトル化していき、ロジスティック回帰で予測していました。 特徴量の設計が独特で、パーティ全体でのタイプ相性を特徴量として扱っており、この点は興味深かったです。

その他

下記では、気になったニュース・記事をいくつかご紹介します。

xtech.nikkei.com

なんとポケモン社公式の取り組みです。ポケモンのデータを分析した。というわけではないのですが、面白い取り組みですね。

blog.rocky-manobi.com

続いて、スマホからSwitchを操作する大掛かりな仕組みを実装した記事になります。画像認識のところは泥臭いルールベースでの判定のようですが、ここまで使えるシステムに組み上げているところが素晴らしいですね。

tepppei.hatenablog.com

こちらは、機械学習で得られた成果をどのようにしてビジネス施策に落とし込むのか?という課題に対してアプローチした記事なります。 「施策デザインのための機械学習入門」で身につけた知識を、ポケモンを題材にしたストーリーで実践していく記事でした。

まとめ

ご覧頂きありがとうございました。前回サーベイしたときは、モデルを学習させて精度を評価するところまでを記事にしているケースが多かった印象がありますが、今回のサーベイでは実際に使えるところまで組み上げている記事が増えた印象があります。「ポケモン」×「機械学習」がテーマとして扱われている勉強会やもくもく会も増えてきたようです。来年のアドベントカレンダーの時期にまた調査しようと思います。

p.s. BDSPは順調に進み、強化ジムリーダーと四天王を倒すところまで来ました。なかなか手応えありますね…。